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【一期一会】醤油ラーメン 昔ながらの??
一期一会シリーズ。オール国産材料の醤油ラーメン。
テーマは鶏ガラの味を伝えることです。
スープ材料は鶏ガラ、鶏くるぶし、しょうが、にんにく、昆布のみのしょうが香る醤油ラーメン。
華味鶏の鶏油(チー油)、国産豚チャーシュー。
魚介類不使用。九州の醤油と何も邪魔をしないノーマルな精製塩。以上が材料です!
シンプルが美味い、醤油ラーメンです!チキンのガラの味はこんな感じだというのがよくわかります。
以下はとても長い余談ですので不要な方は読み飛ばしてください。
「昔ながらの醤油ラーメン」
よく聞くフレーズですが、実際にそういうラーメン(しかも旨いやつ)には、私自身この30年ほぼ遭遇することはなく、体験することは現実には数える程で皆無に近い形でした。
あっても少ない材料で炊いたスープに味の素多めのタイプであり、天然の鶏ガラの旨みをしっかり感じれるものはそうそうありません。つまり見た目が昔懐かしいラーメンは何十年も前から現在に至るまで多く老舗に存在はします。SNSや◯◯ログで高評価の店ばかり回ってる方はこの存在に気付くこともありません。
こういった店ではラーメンはメインメニューではないからです。
しかしながら、すべてのヒントは町場の名もなき老舗個人店、ここにあったりします。私は旅に出ても勘で店を選びます。大体は美味いです。むしろ不味い店に当たれば何が足りないか、何をどのくらい足せば劇的に旨くなるか推測するという勉強ができます。損して得取れではないですが、私には利しかないわけです。
「昔ながらの醤油ラーメン」といえば思い出します…。何十年も前、小学生の時分、東京は文京区、確か本郷旅館という名の年季の入った宿に家族旅行で泊まっていました。夜の10時頃でしょうか、暇でテレビを見てゴロついているとどこからともなく甲高いチャルメラの音が窓のガラスを超えて聞こえてきます。何かを読むか見るかで知っていたのでしょう。これは屋台のラーメン屋の音だ!と。即座に窓を開けると少し遠目に屋台の白い軽トラが見えました。子供の頃から食のビョーキに侵されていた私はいてもたってもいられません。横に居た親父に恐る恐る打診をすると、旅で機嫌も良かったのか難なく同意してくれました(親父は繊細な味覚は無かったがラーメンは好きだった)
記憶は断片的ですが、16連射高橋名人に似た屋台の店主がニッコリと白い発泡の丼にラーメンを作って入れてくれたのをはっきりと覚えています。
味はしょっぱめの醤油ラーメンで、とにかく白コショウがたっぷり掛けられてます。宿に持ち帰り食べた印象としては、正直美味しいとは思わなかったのですが強烈な思い出として心に残っています。麺は伸び伸び、スープは味の素とコショウ味!値段は一杯700円だったでしょうか。子供心に高いと感じた記憶があります(自分の金でないのに)こんな感じですから嫌なガキだったことは違いありません…。今思えばこれが現実の昔ながらの醤油ラーメンだったのだ、という一例です。そういうラーメンでも長年記憶に残る数少ないラーメンであったし、あの時の高橋名人似の店主に感謝です。
話を戻します。
「昔ながらの醤油ラーメン」このフレーズを聞くとなぜか脳内には良い香りのする美味しい醤油色のラーメンが浮かびます。
なぜか美味しいものを想像しませんか?
私もそうです。しかしながら、これは理想であり幻想に過ぎない。つまり願望を投影したものが「昔ながらの醤油ラーメン」というフレーズなのです。
現実の「昔ながらの醤油ラーメン」はスープは薄く、味わいは今ひとつが大半です。けしてそれは悪いということではありません。むしろ、現代のラーメンが昔より大幅に進化して旨すぎるがゆえ、ともいえましょう。昔の醤油ラーメンは現代の味覚からすると不味いのが大半だったのです…勿論、理由はあるのですよ。
昔の大衆食堂のラーメンは、まさに昔懐かしいフォルムをしていますが、そんなに気合いを入れて作っているわけでないので鶏ガラなどの材料は少量用いて後は味の素で整えていました。そういうものだったわけです。なのでメニューでは一番安いラインナップです。
また、町の夫婦で長年やっているような中華料理店(現在絶滅寸前!特に福岡では)でもシンプルなラーメンが必ずありますが、決してスープが濃いわけではないわけです。みなさんも思い出してみてください!体感しているのでは?
これには理由があります。単に町の中華料理店では濃いスープである必然性がないからです。こうしたスタイルの店ではありとあらゆる料理にスープを用います。タンメン、中華丼、八宝菜の餡、麻婆豆腐の辛汁を始め、炒め物、煮物すべてにです。一つの寸胴からスープを中華お玉で掬い中華鍋に入れて鍋を振るう。絶滅寸前ですが、中華料理店のオヤジさんがそうした動きをするのをカウンターから見たことはありませんか?
(それが見れた早良区のつくしや、南区の萬品香はごく最近閉店してしまった…どちらも老練の職人でした)
そういう理由で何十種のどの料理にも合う、邪魔をしない濃度の(清湯よりの)スープがあえて作られるのが町の中華料理店です。
ラーメンに特化したラーメン専門店のスープと比べてはいけません。どちらも持ち味があり素晴らしいのです。ちなみに、リアル「昔ながらの醤油ラーメン」を体感したいなら岐阜市の名店「丸デブ総本店」に行ってみてください。鶏ガラのスープですが、私の言っていることに合点がいくかもしれませんよ。大変貴重な店です。
話は脱線しましたが、そうした、こうあってほしいという理想の?妄想の?味わい!である「昔ながらの醤油ラーメン」これを現実化したのが今回の醤油ラーメンです。
よろしければおためしください。鶏ガラの旨みを感じる機会、知る機会がほぼ無い昨今で、これが鶏ガラの風味かー、と感じていただければ幸いです。
チャーシューが付いています。メンマ、ゆで卵、のり、ネギなどをお好みで添えても美味しくいただけます。
替え玉したい方はスーパー販売の生麺をお使いください(メーカー菊水の細麺など)
【基本の作り方】
スープ袋は投入後、沸騰してから約10分から15分
チャーシュー袋は投入後、沸騰してから30秒程
麺は投入後、沸騰してから約2分から2分30秒前後。
内容:冷凍スープ、チャーシュー、冷凍麺
温めた丼に湯煎したスープを入れ、よく湯切りした麺を入れ、チャーシューをのせてできあがり。
残ったスープで雑炊もよいです。
※ご注文後の変更はできません。
※御注文後、基本7日以内に発送予定。一人で手造りですので混雑時は発送が8〜14日延びることがありますので
あらかじめご了承ください。
・納品書、領収書は作成しておりませんのでクレジット明細、代引き領収書をご利用くださいませ。
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